9月の訪日客、31・5%増の287万2200人 累計2688万人超で前年上回る
24/10/18
日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)は10月16日、9月の訪日外国人旅行者が前年同月比で31・5%増の287万2200人だったと発表した。コロナ前の2019年同月比では26・4%増。8カ月連続で同月過去最高を記録。累計では早くも前年を上回った。
中国やマレーシア、米国などが増加したことが数字を押し上げた。23市場のうち18市場が9月として過去最高を記録した。
1―9月までの累計は前年比54・7%増の2688万200人。19年比では10・1%増。伸び率のペースを大きく落とすことなく伸び続け、前年の2506万6350人をこの時点で追い越し、3千万人超えは11月中にも達成するペースとなっている。
9月の出国日本人数は前年比20・7%増の121万2600人だった。徐々に回復している。

累計は早くも前年超え
(写真はイメージ)
インバウンド の新着記事
- 5月の過去最高を更新 5月の訪日客、21・5%増の369万3300人(25/06/23)
- 高付加価値旅行の消費額、旅行者数ともに世界を大きく上回る JNTOが23年の市場規模調査(25/06/16)
- 桜シーズンで好調、単月過去最高を更新 4月の訪日客、28・5%増の390万8900人(25/05/29)
- 日本が仏「トラベルドール」初受賞 イノベーションやSDGsなど高評価(25/05/05)
- 「困ったことはなかった」5割超も「ごみ箱が少ない」 観光庁が訪日外国人旅行者の受入環境調査(25/04/25)