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出雲大社門前に賑わい 神門通りにカフェなど出店相次ぐ/出雲

門前町の雰囲気とおしゃれの融合

出雲大社の門前町・神門通りが賑わっている。昨年夏、正門前に「ご縁横丁」がオープンしたほか、おしゃれなカフェやスイーツ店などが続々と開店している。通りの路面は石畳に4月に改修工事を終えた。遷宮でさらに賑わいが増しそうだ。

神門通りは、出雲大社の大鳥居から正門前の勢溜(せいだまり)までの区間で、このうち一畑電車・出雲大社前駅と勢溜の約330メートルが石畳舗装と電線の地中化などが行われた。

バスやマイカーが素通りする通りで、かつては歩く人がほとんどいないほど寂れていた。地元NPOが出雲ぜんざいの店を出したり、通りの脇に駐車場を設けたりしたことなどで歩く人が増え出した。と同時に新規出店も相次ぐ好循環が始まった。県職員が「島根らしからぬ」というオシャレなイタリアンやカフェ、日時や相手によってブレンドする「風水茶」を提供する薬屋などユニークな店が点在。

伊勢神宮のおかげ横丁をイメージしてつくった「ご縁横丁」も、物販や飲食だけでなく体験教室も開講し、門前の観光スポットになっている。

神門通り

若い女性の姿が増えてきた神門通り

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