09年6月25日号 あいち特集

2010年は名古屋開府400年 年間通し記念イベント　"埋蔵金"発掘、本丸御殿復元公開 桶狭間は450周年 【日間賀島】夏は体験アイランド　イルカ、自然、漁業 【知多半島】「崎っぽ料理」を売り出す　宿など16軒共同で 【篠島】ハモ料理を名物に　プラン開発 【祖父江】イチョウ、善光寺東海別院、尾張七福神 【犬山】木曽川で鵜飼始まる　６―10月 【蒲郡】夏はラグーナ蒲郡のフェス　秋は観光交流ウィーク 知って驚く"日本一"　提灯やウナギ、抹茶・・・ 美味い魚と醸造業　白醤油や八丁味噌

関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は天下統一に向け、名古屋に目をつける。それまで尾張の中心だった清須は、土地が低く木曽川の氾濫や水攻めの恐れがあった。そこで１６１０年（慶長15年）、濃尾平野の要衝で陸海の利便性が高い名古屋に城を築き、清須越えと言われる町ぐるみの移転を決断した。以来、名古屋は尾張の中心として栄え、今や日本を代表する大都市となった。それからちょうど４００年後の２０１０年、名古屋市全域で「名古屋開府４００年祭」が開催される。「夢、つなごう」をコンセプトに、１年間を通じて様々な記念事業が予定されている。