楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

社説本紙から

「バスの日」に思う

24/09/26    

9月20日は何の日かご存じだろうか。正解は「バスの日」。1903年(明治36年)9月20日に京都市の仁位(にい)商会が日本で初めて蒸気自動車を改造した6人乗りのバスを運行したことから、日本バス協会では、この日を記念して1987年に「いつでも...

高付加価値化とは―

24/09/10    

観光庁の補助事業で「既存観光拠点の再生・高付加価値推進事業」で、各地の旅館ホテルがリニューアルされ、魅力ある施設づくりを後押しされることは喜ばしいことだ。 ただ名実ともに“高付加価値化”された旅館ホテルになっているのだろうか。食材や燃...

臨時情報下の同調圧力

24/08/28    

今夏も東北を中心とした豪雨、全国的な猛暑が相次いだ。そのうえ、お盆直前の8月8日に宮崎県沖を震源とする震度6弱の地震が発生、南海トラフ地震震源域では大規模地震が発生する可能性が高まったとする臨時情報が気象庁から発令された。帰省をはじめ日本人...

百年先を見る道後温泉

24/07/26    

愛媛県松山市の道後温泉本館が今年、明治27年の本館改築から130年の節目を迎えた。と同時に5年半に及ぶ保存修理工事を終え、7月11日に全館で営業を再開した。 この本館を建築したのが道後湯之町の初代町長、伊佐庭如矢。当時の町予算の20年...

宿泊税は地域のために

24/07/11    

地方自治体で宿泊税(観光税)を徴収しようという動きが活発化している。現在法定外目的税である宿泊税を徴収しているのは3都府県・6市町の9自治体。この9自治体すべてを合わせた宿泊税徴収額は2022年度で63億円になるという。 人口減少社会...

危険な大手の仕事ぶり

24/06/25    

修学旅行シーズンとあって、空港や駅で子どもたちをひんぱんに見かける。今さらながら日常が戻ってきたことを実感する。 というような話を知り合いの中小旅行会社の社長に話すと「何事もなかったように修学旅行は動いていますが、大手旅行会社の仕事ぶ...

総会にチーム力を見る

24/06/12    

観光業界団体の総会の真っ只中で、各団体のトップのあいさつや事業の取り組みを聞いていると、トップがいかにビジョンを持っているかいないかが分かる。 右肩上がりの高度成長期なら時代の流れに合わせて舵を切っていけばよかったのかもしれないが、今...

観光ゴーストタウン

24/05/27    

フランス人で名古屋市在住のサスティナブル観光アドバイザー、ジュリ・ボウさんから「観光ゴーストタウンをつくらないコツ」という話を聞いた。観光ゴーストタウンという言葉は初めて耳にしたが、ジュリさんが言うのにはインバウンドに頼っているところで「土...

「深化」する東尋坊

24/05/13    

福井県を代表する名所の一つ東尋坊。バスツアーなどによく組み込まれており、テレビのサスペンスドラマでも犯人が追いつめられるシーンの定番スポットとして知られる。しかし、その本質は、柱状節理といわれる巨大な岩壁が1キロにも渡って続く他では見ること...

発地と着地の新たな連携

24/04/26    

近畿2府4県に所在する旅行会社の有志45人がこのほど、石川県・山代温泉へ応援ツアーと銘打って出向いた。 ツアー名の通り、当初は今年1月に発生した能登半島地震で風評被害に見舞われた山代温泉へ近畿各府県から送客しようと企画したものだった。...

社説 アーカイブ

購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
新・観光スタイル打ち出す三重伊勢志摩

伊勢神宮をはじめ、数多くの観光スポットが点在する伊勢志摩。秋の本格的な観光シーズンを控え、...

「天領」大分日田・天ヶ瀬で温故知新の旅

4―6月に展開されていた「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」は地域に“あた...

観光先進地・岐阜下呂が贈る心にしみる旅

持続可能―。地域の維持、そして未来への発展に向け各地で取り組みが進むが、岐阜県下呂市が展開...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ