日観協 秩父市の小学校で観光教育出前授業
19/10/12
日本観光振興協会は9月26日、秩父市立吉田小学校で観光教育出前授業を行った。6年生39人が、玉川大学教育学部の寺本潔教授の指導で、観光ポジショニングマップを作るグループワークを行った。
ファミリー、女子大生、若手サラリーマン、熟年層、ハネムーン、海外ウエディングの6つの観光客層に分け、価格の高低、目的型か保養型など、それぞれに、どのような目的や特徴があるかについて、生徒たちが10分程で議論し、グループごとに意見を発表した。
授業後は、他校を含む教師や、秩父市教育委員会、秩父地域おもてなし観光公社を交えて意見交換会を行った。教師からは、観光教育の授業の進め方について質問が出ていた。
同協会では、観光産業の認知度向上を図るため、2018年度に小中学生向けの観光教材「はじめて学ぶ観光副読本 観光でまちを元気に、日本・ふるさと再発見」作成。今年3月には、観光教材を基に、東京・台東区の浅草中学校で初めてとなる、観光教育出前授業を行っている。
観光読本は、児童・生徒だけでなく教員も意識して作られ、冒頭で国連の観光に対する基本理念である、「観光は平和へのパスポート」を紹介するなど、異文化間の相互理解の促進や平和の構築・維持に観光を学ぶことの重要性が書かれている。
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