JAL、京都府と「地域活性化包括連携協定」を締結 地域プロモーション活動の2月は特集も
日本航空(赤坂祐二社長、JAL)は1月24日、京都府(西脇隆俊知事)と「地域活性化包括連携協定」を締結した。コロナ禍を踏まえ、持続可能な地域づくりや「新しい時代の観光振興」の推進を図る。
協定では、観光・地域振興や関係人口の拡大、伝統文化・産業の振興、人財育成に取り組む。
具体的には、観光面ではJALが地域振興を目的に取り組む「JALふるさとプロジェクト」の一環で展開している「地域プロモーション」で2月に京都を特集するほか、DMOとの連携、ウェブサイトでの情報発信を展開する。
そのほか、地域振興面では、食とスポーツの振興、府のプロジェクトへの協力、関係人口の拡大については新たな旅・移動スタイルの提案、地域との連携プログラム、伝統文化・産業の振興については京都の伝統文化・遺産を保存継承するための持続可能な観光づくり、産品・工芸品の振興、JALふるさと納税(国内)による京都ブランドの販路拡大、人財育成についてはインターンシップや学生向け企画支援などに取り組む。
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「JALふるさとプロジェクト」の「地域プロモーション活動」の2月は京都府を特集する。府が推進する「もうひとつの京都」をテーマに、「海の京都」「森の京都」「お茶の京都」「竹の里・乙訓」各エリアの魅力を発信、京都府全体のプロモーションを図る。
機内誌「SKYWARD」では、「お茶の京都」にフォーカスし宇治茶の魅力に迫る。機内ビデオでは客室乗務員が旅した「森の京都」「海の京都」の魅力を伝える。
![和束町の茶畑](https://www.travelnews.co.jp/img/180301tourist1.jpg)
「お茶の京都」の魅力も発信
(写真は和束町に広がる茶畑の風景)
国内線ファーストクラスでは機内食として京都市中京区の「洋食おがた」の緒方博行シェフが監修した夕食を提供。京都の地元食材を使ったこだわりの洋食が味わえる。
そのほか、JALパックではダイナミックパッケージで京都市に宿泊プランを設定するなどして旅の需要を喚起する。
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