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観光立国推進基本計画にコメントを

現在、観光立国推進基本計画(素案)パブリックコメントを募集している。ぜひ一読して、コメントを残してほしい。

これから5年間の観光庁としての観光政策をまとめており、コロナ禍に影響を受けたものとは大きく変化している。

今回の基本計画の骨格は「持続可能な観光(サステナブル・ツーリズム)」と「消費額の拡大」に軸足を置いている点にあり、以下の3点がポイントとなる。

▽持続可能な観光地域づくり=オーバーツーリズム対策と環境保全の両立。
▽地方誘客の促進=東京・大阪・名古屋の「三大都市圏」に集中する観光客を地方へ分散。
▽観光消費額の拡大=「質」を重視し、富裕層の誘致や滞在日数の延長を狙う。

•高付加価値旅行者(富裕層)の誘致
1回で100万円以上消費する「高付加価値旅行者」をターゲットにした地方拠点を全国11モデル地域で重点整備し、高級ホテルの誘致だけでなく、伝統工芸や文化体験をパッケージ化等の取組みを推進。

•戦略的なオーバーツーリズム対策
「観光公害」を防ぐため、予約制の導入、通行料の徴収検討、デジタル技術(混雑情報のリアルタイム提供)による分散化を推進。

•ビジネスイベント(MICE)の強化
国際会議や展示会の誘致を促進し、ビジネス客の誘致を図る。

•持続可能な観光指標の導入
環境、社会、経済への影響を数値化する国際基準に準拠した地域管理を支援。

この計画を実現するためには、以下の「受け入れ側の基盤」の強化が不可欠である、とされ、以下の2点が最重要課題となっている。

○深刻な人手不足の解消=DX(自動チェックイン等)の導入と、観光産業の賃金引き上げ。
○移動のストレスフリー化=二次交通(地方のバス・タクシー)の維持とキャッシュレス化。

観光の多種多様な分野に関して政府として取り組む姿勢や推進する旨のことは多く記述されている…

(百戦錬磨・上山康博)

(トラベルニュースat 2026年3月10日号)

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