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日本旅館協会、10月発足(3)

定款上の団体の目的は「旅館ホテル業の健全な発展を図るとともに、国内外からの旅客に対して快適な宿泊を提供し、宿泊施設の接遇サービスの向上を図り、観光立国の実現、地域経済の発展、国民の健康増進に寄与する」などとした。

設立後2会計年度は入会金を徴収せず、会費は旧所属団体の会費とし、両団体に加盟している場合は国観連の会費額とする。本部事務所は現在、日観連の事務所がある東京都千代田区内神田2―14―10・東正ビル2階とする。

業界の一致団結示す 佐藤・国観連会長

佐藤・国観連会長は国観連としては最後となる総会で「国観連64年の歴史は日本の観光とともに歩んできたもので、その灯りを消していいのか自問してきました」と話しながら「時代は大きく変わり、業界の一致団結が求められています。環境変化への危機感のなかで会員の選択が統合でした。乾坤一擲がんばりたい」と意気込んだ。

政府に物申す団体作る 近兼・日観連会長

また、近兼・日観連会長も日観連として最後の総会で「由緒ある日観連はあと3カ月で、新しい時代に即応した新しい団体に生まれ変わります。合併に向け10―15%積み残していますが、10月1日には喜びの杯をあげたい。よりよい団体を作る希望に燃えています。政府に物申せる団体にしていきたい」と抱負を述べた。

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