1面記事本紙から

母の姿で継ぐ決意―三世代で紡ぐ55年 国際旅行(兵庫・姫路)の事業承継
1970年に兵庫県姫路市で国際旅行を創業した門田善二さん(現会長)から、2003年に社長を引き継いだ基秀さん、そして次世代として基秀さんの長男の大輝さんが営業本部長、二男の将秀さんが営業と門田家三代で旅行業の事業承継が行われている。2025...

飛鳥Ⅲが就航 郵船クルーズ、クルーズ需要拡大に期待
日本船籍で最大級のクルーズ客船「飛鳥Ⅲ」が就航した。郵船クルーズは(西島裕司社長)が34年ぶりに投入する新造客船で、飛鳥Ⅱと合わせて2隻体制で日本のクルーズ市場をけん引する。7月11日には、船籍港となる横浜港大さん橋国際客船ターミナルに停泊...

万博機に西へ 西のゴールデンルートアライアンス
大阪以西の自治体らで構成する「西のゴールデンルートアライアンス」(高島宗一郎会長=福岡市長)が、現在開催中の大阪・関西万博を契機に“万博会場から西へ”観光客を呼び込もうと取り組みを本格化させている。2025年日本国際博覧会協会と連携して情報...

ANTA近藤新体制が始動 二階氏は名誉会長に就く
一般社団法人全国旅行業協会(ANTA、5341会員)の2025年度第61回定時総会が6月25日、東京都千代田区の都市センターホテルで開かれた。32年間に渡ってANTAをけん引した二階俊博会長が退任し、新しい会長には近藤幸二副会長(岡山県・全...

“原点”を深掘りする機会 第20回国内観光活性化フォーラム開催控える中島地元実行委員長に聞く
2026年2月11日の建国記念日に奈良県で開催される全国旅行業協会(ANTA)主催の「国内観光活性化フォーラムinなら」。日本最古の正史ともいわれる日本書記において日本建国の地と称された橿原を有する奈良県で、サブタイトル「~建国の地 奈良か...

持続可能な地域づくりに責任 全旅連・井上会長2期目への決意
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)は6月17日、東京都千代田区のホテルニューオータニで第103回全国大会を開く。本紙では本号を全旅連全国大会記念号として全旅連の井上善博会長(福岡県・ほどあいの宿六峰舘)、全旅連青年部の塚島栄太部...

AIで旅をデザイン 令和トラベル・森川AI推進リーダーに聞く
国内外のツアーやホテルの宿泊予約ができる旅行アプリ「NEWT」を運営し、AI技術を積極的に取り入れて事業を推進している令和トラベル。この4月30日に日本語対応を始めたばかりのGoogle NotebookLM(NLM)「音声概要」を活用した...

カルテルの疑いで警告 公取委、都内の大手ホテル15社に
公正取引委員会は5月8日、帝国ホテルやニュー・オータニ、ホテルオークラ東京などの大手ホテル運営事業者15社に対し、独占禁止法第3条(不当な取引制限の禁止)の規定に違反する恐れがある行為を行っていたとして警告を発した。15ホテルの中に会員がい...

熊野本宮大社へ献湯 わかやま12湯推進協議会、年中行事として毎年実施
和歌山県の熊野本宮大社で4月24日、和歌山県内の12温泉から持ち寄ったお湯を奉納する「献湯祭」が行われた。わかやま12湯推進協議会(青木査稚子会長)の会員や関係者が自然の恵みである温泉に感謝するとともに、和歌山県の温泉の発展を祈願した。 ...

観光業界の屋台骨支える 全旅連青年部、2期目の塚島体制スタート(2) 観光庁、厚労省、親会からエール
観光業界をリードすることに期待 来賓として出席した観光庁観光産業課の羽矢憲史課長は「観光産業は成長戦略の柱、地域創生の切り札、基幹産業であり、その中核が宿泊産業だと考えています。人手不足など構造的な課題はありますが、観光庁として経営の...