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堅調の14年「観光番付」(4) 業界2大イベントも話題に

観光列車は今年も各地でデビュー。ランチやスイーツ、地酒が楽しめる北近畿タンゴ鉄道の「くろまつ」、ダンゴ鼻の新幹線0系を模したJR四国の「鉄道ホビートレイン」などが話題に。移動手段から旅の目的へと列車の役割が変わりつつある。

日本の旅行を大アピール

小結は、ツーリズム・エキスポ・ジャパンと地旅博覧会を並べた。前者は今年、日本観光振興協会主催の旅フェア日本、日本旅行業協会主催のJATA旅博、日本政府観光局のビジットジャパン・トラベルマートを統合し初めて開催した。

地旅博覧会も今年初めて和歌山県で開催した。全国旅行業協会主催の国内観光活性化フォーラムと併催し、全旅が実施。全国から1万人を集客した。

ツーリズム・エキスポ・ジャパン

地旅博覧会

ツーリズム・エキスポ・ジャパン(上)と
地旅博覧会。
14年を代表するイベントだった

前頭には、観光業界で今年話題になった事柄が並んだ。今年も大雨、地震など自然災害が多かった。特に夏は週末のたびに悪天で、観光地への入り込みにも影響を与えた。四国八十八カ所めぐりは今年開創1200年を迎え、国内外から多くのお遍路さんが訪れた。来年は、高野山が開創1200年を迎える。

旅館業界では、賃貸住宅での宿泊サービス提供が可能になる条例、固定資産税の経年期間が45年に短縮されることが話題になった。

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