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まち肥ゆる"爆春"-春節の大阪心斎橋(2) 地域連携で"売り込み"

春節がスタートした2月18日、JTB西日本が昨年12月に開設した訪日外国人旅行者専用の観光案内所「関西インフォメーションセンター心斎橋(KTIC心斎橋)」に、心斎橋筋商店街振興組合や大丸心斎橋店などの関係者が集まった。この日から始める春節共同プロモーションの記者発表のためだ。

商店街や百貨店が共同プロモーション

プロモーションは、地下街のクリスタ長堀を加えた4者で今年初めて実施。KTIC心斎橋の来所者を対象に鉄瓶急須や和皿セットなどが当たる抽選会や手ぬぐいのプレゼントのほか、大丸百貨店や商店街の参画施設約100店舗で5―8%の割引が受けられるといった内容だった。3月1日まで実施した。

JTB西日本によると春節の期間中、KTIC心斎橋には1日平均100人以上が訪れたという。中国、台湾人観光客がほとんどを占め、韓国人観光客も少なくなかった。春節休暇で訪日した人たちだった。

KTIC心斎橋

KTIC心斎橋来所者の
抽選会も盛り上がった

心斎橋筋商店街はどうだったのだろう。通常でも平日12万人、休日17万人が580メートルの通りを行き来する人気商店街。外国人も日常的に歩いている。

「南北に真っ直ぐで老舗から新しいブランド店、百貨店までそろう。安全安心なまちづくりも心掛けています」と、同商店街振興組合の竹田行彦理事長は外国人に支持される要因を分析する。商店街140店舗のうち半分以上は免税ショップでもある。

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