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スポーツや美食、万博でアピール ポーランド政府観光局

25/10/01

ポーランド政府観光局は9月18―23日、同国の観光や文化、スポーツなどを通じてその魅力を発信するイベント「ポーランド観光・スポーツの日」を大阪・関西万博で開催した。

19日は「ミシュランとスポーツの日」とし、直径5㌢ほどの小さなバッグを足で蹴り続けるストリートスポーツ「フットバック」世界王者パヴェウ・ノヴァクさんによるパフォーマンスがポーランド・パビリオン前で行われた。また、首都ワルシャワにあるミシュランガイド掲載レストラン「Nolita」オーナーシェフで同国料理界の巨匠ヤツェク・グロホヴィナさんによるライブキッチンも実施され、ポーランドの伝統料理とモダンさが融合した「うなぎとキャビアのスープ」などが、万博の来場者らにふるまわれた。

その前日18日の「ワルシャワデー」では、女性史上初で2度のノーベル賞受賞者マリア・スキウォドフスカ=キュリー(キュリー夫人)と「20世紀最大の物理学者」といわれるアルベルト・アインシュタインによる往復書簡の日本語版出版を記念した記者会見、ポーランドのパン「ハウカ」(縄編み状の白パン)製作体験、ワルシャワ出身の偉大な音楽家フレデリック・ショパンにインスピレーションを得た「晩餐会」などが行われた。さらに、ワルシャワのショパン空港とポーランド・パビリオンをリアルタイムでつなぐ中継スポット、記念撮影のフォトポイントなども設置され、来場者は会期中、ポーランドの魅力を大いに楽しんでいた。

ポーランド政府観光局

ポーランドのパン「ハウカ」(縄編み状の白パン)
の製作体験

(本紙特約記者・シカマアキ)

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