地域づくりの好事例求める 国交省、「手づくり郷土賞」8月1日まで募集
25/06/14
国土交通省は8月1日まで、地域づくりの優れた取り組みを表彰する2025年度の「手づくり郷土(ふるさと)賞」を募集している。今年度で40回目の節目。観光をはじめ地域の個性を生かした取り組みを全国から求めている。
手づくり郷土賞は地域の個性・魅力を創出し、社会資本と関わりをもつ優れた地域活動を表彰するもので、1986年度に創設。好事例を紹介し、各地での郷土づくりに向けた取り組みの推進につなげる。
地域の社会資本を生かして地域づくりに取り組む活動団体が単体、または共同で応募可能。学識者らでつくる選定委員会で審査し、一般部門と、これまで受賞した取り組みを対象とする大賞部門の2部門で賞を選定する。
取り組みの例として、「里の原風景を残し、環境学習・景観学習ができるような整備がされている」「周辺地域の観光資源などと連携して特徴のあるインフラツーリズムを実践している」「オンライン等を活用した情報の発信・共有により周囲を広く巻き込んでいる」などを挙げている。
選定された取り組みはホームページなどで紹介。東京都内でプレゼンテーションなど活動の発表会も開く予定にしている。
応募は地方整備局などに提出する。応募書類など詳しくはhttps://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/tedukuri/entry/index.htmlへ。
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