ナイトクラブパス発売 JTB西日本、大阪の訪日客に夜観光提案
17/09/26
JTB西日本は9月1日から、訪日外国人客向けに大阪市内のナイトクラブ10店の共通入場パスの販売を始めた。インバウンド受け入れの課題の一つとされる夜の観光やエンターテインメントを充実、大阪で滞在する魅力向上を図る。
共通入場パスは「OSAKA NIGHTCLUB PASS」。キタやミナミでナイトクラブ10店舗をプロデュースするトライハードエンターテイメントジャパン(大阪市)と連携し、全店舗で3日間自由に入退場できるようにした。
価格は3500円。21歳以上の訪日外国人客に限り利用できる。関西国際空港や心斎橋などにあるJTB西日本が運営する関西ツーリストインフォメーション4カ所をはじめ、JR大阪駅構内にある大阪観光局の案内所で販売している。
ナイトクラブは外国人観光客に人気で、パスが対象の10店舗でもすでに1―2割を訪日客が占める。音楽のジャンルや営業時間、店構えが異なり、アジア向けや欧米向けなどの特色があるという。
JTB西日本では「専用ウェブを開設し今後の反響に期待している。インバウンド向けのナイトカルチャー創造事業として、コト消費につなげていきたい」としている。
旅行業 の新着記事
- 小谷野・日本旅行会長らが受賞 今年の「JATA会長表彰」(25/07/12)
- 海外・国内とも売れ行き好調―国内は話題豊富な沖縄・大阪が人気 HIS・夏休み旅行予約動向(25/07/10)
- 万博の近畿好調も需要はやや弱め 阪急交通社・夏休み動向(25/07/09)
- 国土交通大臣賞に風の旅行社「ほしのいえセレクト乗馬」 JATA・ツアーグランプリ2025(25/07/08)
- まずまずの夏―0・8%増の7464万人 JTB・夏休みの旅行動向見通し(25/07/07)