近ツー首都圏、東京西多摩でシェアサイクルの実証実験 周遊手段確保へナビタイムと連携
20/03/01
近畿日本ツーリスト首都圏は2月25日、ナビタイムジャパンと共同で、東京都・西多摩地域でシェアサイクルについての実証実験を始めた。レンタサイクル事業を展開し、エリア周遊の交通手段としての有効性を検証する。
事業は東京都と東京観光財団が委託する「多摩地域観光交通促進プロジェクト実証実験業務」のを受託してのもの。都らは周遊手段の充実を図ろうと新たな交通サービスの導入を推進しており、今回の実証実験もその一環として実施する。
レンタサイクル事業の名称は「東京渓谷サイクリング」。近ツー首都圏が事業の運営、ナビタイムジャパンが自転車向けナビゲーションの技術を提供。レンタサイクルのシステムはドコモ・バイクシェアが協力する。
レンタサイクルの費用の決済はキャッシュレス。時間を問わず借りられる無人ポートをあきる野市、日の出町、青梅市のJR駅、温泉施設などに設置するほか、有人窓口では事前予約も可能にした。前輪は電動アシスト駆動の自転車で、ナビタイムジャパンのスマートフォン向け自転車専用ナビ「自転車NAVITIME」も導入することで初めての来訪でも気軽に走行できる仕組みも整えた。
料金は1日2500円。
実証実験は1年間。
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