増収増益を計上―万博関連商品など好調 KNT―CT・26年3月期第1四半期決算
25/08/14
KNT―CTホールディングス(小山佳延社長)は8月6日、2026年3月期第1四半期決算(25年4月1日―6月30日)を発表した。売上高は前年同期比6・7%増の734億5600万円、営業利益は同10・1%増の19億8900万円、経常利益は同20・1%増の23億700万円、純利益は同9・3%増の19億4300万円と、増収増益となった。大阪・関西万博関連商品などが好調だった。
国内旅行は、個人旅行分野では万博関連商品のほか、同社の創立70周年記念商品など体験型商品を開発。団体旅行では万博の運営や手配業務の需要獲得、企業旅行の受注拡大に注力した。
海外旅行は、個人旅行はクラブツーリズムの添乗員付きツアーでヨーロッパを中心に各方面が好調に推移。団体旅行は、近畿日本ツーリストは企業コンベンション、研修旅行、海外見本市の視察旅行の取り扱いを展開した。
訪日旅行は、個人旅行者向けオンライン販売で香港・台湾客向けの立山黒部アルペンルートの添乗員同行ツアーが好評だった。
通期決算予測は、5月に発表した売上高2980億円などから現時点で変更はない。

KNT―CTグループの70周年記念ロゴ
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