ブッキング・ドットコム調査 旅行の移動距離が3分の1に
20/10/14
ブッキング・ドットコム・ジャパン(東京都港区)は、6-8月の日本の旅行者の1回の旅行の移動距離が平均543キロで、2019年の1575キロに比べ3分の1程度だったと発表した。日本在住者の予約データを基に、出発地と目的地の距離から分析した。
コロナウイルス感染症の影響で海外旅行ができないことで移動の距離は大幅に縮まった。
2019年は同期間の移動の77%が海外への移動で、国内の移動は23%だった。2020年は移動距離の89%が国内で、さらに国内の移動距離は66%も増加した。
ブッキング・ドットコムでは「海外旅行が難しい時期であっても、旅行好きの日本の人々は国内旅行を楽しむことで、身近なところから旅行する幸せを味わうことができたといえるでしょう」と受け止めている。
この間、国内で特に人気が高かった観光地は静岡県下田市、北海道富良野市、静岡県伊東市、東京都立川市、神奈川県鎌倉市だったとしている。
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