オミクロン株の影響で前々年比79・6%減 KNT―CT、2月の旅行取扱
22/04/12
KNT―CTホールディングスの2月の旅行取扱総額は前年比121・3%増の55億600万円だった。コロナ禍が本格化する前、前々年の2020年比では79・6%減。オミクロン株の感染拡大で旅行需要低迷が続いた。
国内旅行は同159・9%増の40億6600万円で、前々年比では72・7%減。一般団体は前々年比59・8%減で、学生団体も旅行中止・延期が増え前々年比63・1%減に。国内団体旅行全体では前々年比61・0%減となった。企画旅行は旅行控えの動きが高まり、前々年比77・9%減だった。
海外旅行は同183・2%増の2億1300万円、前々年比では98・0%減。団体旅行は一般、学生ともに前々年比96・1%減と厳しい状況が続く。企画旅行もほぼ取扱がない状態が続いている。
外国人旅行は前々年比99・3%減の600万円。
なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストコーポレートビジネス、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。
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