売上高85・5%増、4四半期連続で黒字に KNT―CT・23年3月期第2四半期決算
22/11/14
KNT―CTホールディングス(米田昭正社長)は11月9日、2023年3月期第2四半期(22年4月1日―9月31日)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比85・5%増の1067億310万円、営業損益は前年同期の84億8300万円の赤字から20億2500万円の黒字に、経常損益も同59億2500万円の赤字から25億2800万円の黒字に転換。純損益も68億5300万円の赤字から25億6400万円の黒字となるなど21年度第3四半期以降は4期連続で黒字化に成功している。
旅行業務ではコロナ第7波や豪雨災害などの影響で7月以降は予約のキャンセルが相次いだが、感染対策を徹底しながら修学旅行など団体旅行、国内個人旅行の催行に努め、近畿日本ツーリスト、クラブツーリズムでは県民割やブロック割など助成金を活用したツアーの販売拡大に注力。海外旅行では5月から各方面へのツアーの販売を再開させた。新型コロナウイルスのPCR検査やワクチン接種関連業務の受託、PTA業務のアウトソーシングサービスなどにも取り組んだ。
通期の連結業績予想は、公表済の予想数値から変更はなし。売上高は2590億円、営業利益は40億円、経常利益は40億円、純利益は40億円を見込んでいる。
![KNT-CTホールディングス](https://www.travelnews.co.jp/img/220519tourist1.jpg)
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