10月の宿泊業の倒産、件数は2カ月ぶりで負債は6カ月ぶりに前年同月を上回る
19/11/11
東京商工リサーチはこのほど、2019年10月の宿泊業倒産は8件(前年同月比33.3%増)で、2カ月連続で前年同月を上回ったと発表した。負債総額は31億100万円(前年同月比118.3%増)で、4月以来、6カ月ぶりに前年同月を上回った。
10月は、負債10億円以上の倒産が1件(前年同月ゼロ)発生したほか、5億円以上10億円未満も2件(同1件)発生し、負債総額を押し上げて2.1倍増となった。
原因別では、「販売不振」6件(同4件)、「既往のシワ寄せ」と代表者の病気・死亡などを含む「その他」が各1件。
形態別では、特別清算4件(同2件)、破産3件(同4件)、民事再生法1件(同ゼロ)。地区別では、中国3件(同ゼロ)、関東2件、東北と北陸、近畿が各1件。
「2019年1-10月累計の倒産件数は58件(前年同期比10.7%減、前年同期65件)で、通年では過去20年間で最少を記録した2017年と2018年(各78件)を下回る可能性を残している」と同社。
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