外出自粛最終月は宿泊者数84・9%減 5月の宿泊旅行統計
20/08/04
観光庁がまとめた5月の宿泊旅行統計調査結果(第2次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同月比84・9%減の779万人泊だった。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が月末には解除されたものの、5月全体としては大幅な減少は避けられず、4月から減少幅が若干拡大した。
日本人宿泊者数は前年同月比81・6%減の766万人泊。外国人宿泊者数は同98・7%減の13万人泊と、5月も市場はほぼストップしたままだった。
客室稼働率は同50・3ポイント減の12・9%。旅館が同35・6ポイント減の5・9%、リゾートホテルは同56・3ポイント減の3・3%、ビジネスホテルは同55・5ポイント減の20・3%、シティホテルは同71・4ポイント減の8・5%、簡易宿所は27・5ポイント減の6・0%。客室稼働率が80%を超えた都道府県はなかった。全体の全国最高値は福島県と茨城県の26・7%。
6月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同69・6%減の1394万人泊。日本人宿泊者数が同62・0%減の1376万人泊、外国人宿泊者数が同98・2%減の18万人泊だった。
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