東京都ホテル旅館組合 竹芝で業界向け展示会、今日明日の2日間
東京都ホテル旅館生活衛生同業組合が主催する第53回「ホテル・旅館生衛業フェア(展示会)」が11月25、26日の2日間、東京・竹芝の東京都産業貿易センター浜松町館で開かれている。入場は無料。

半世紀以上の歴史を重ねている
展示会には、旅館ホテルの施工・メンテナンスや設備、リネンや消臭、害虫駆除、キャッシュレス決済、マッサージなど組合指定商社を中心に31社が出展し、旅館ホテル経営者と商品やサービスについての情報交換や商談を行っている。
昨年の展示では消毒液の非接触型ディスペンサーや光触媒や紫外線を使った空気中のウイルス殺菌装置などコロナウイルス感染拡大防止関連の機器の展示が大半を占めたが、今年はそれらの商品やサービスは目立たなかった。
来場したホテル経営者は「この1年半で各ホテルの感染防止対策が整ったことで、出展内容も変化したようです。予約の効率化やサービスの向上につながる商品を中心に見ていきたい」と話し、緊急事態宣言がひとまず明けたことで、宿泊需要が回復することに期待を示した。
開会式では展示会を担当する同組合の波木井孝幸副理事長が「感染防止に努め、事故なく安全安心な展示会にしたい」と、検温や手指の消毒、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保など協力を求めた。
また、林茂樹副理事長は「コロナ禍でホテル同様に大きな影響を受けている取引業者にも多く出展いただき感謝しています。緊急事態宣言が解除されたことで、これまで休止してきた様々な行事に取り組んでいきたい。一緒に元気を出していきましょう」と呼びかけていた。
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