日本ベッド製造　ベッドメイキングの負担軽減で「メイキングアシスト」を開発

日本ベッド製造（東京都港区）は、ベッドメイキングの負担を軽減する電動昇降ベッド「メイキングアシスト」を開発した。

リモコン操作でマットレスを最大65cmまで自動的に上昇させる機能を備え、作業時の腰の負担を軽減する。さらに、マットレスがフット側に32cmスライドすることで、ベッドと壁の間に作業スペースを確保し、シーツ交換の効率を向上させる。

従来のベッドメイクでは、重いマットレスの持ち上げや押し引き作業が大きな負担となっていた。

ベッドはキャスター付きで、２台を並べてベッド間の隙間をなくす「ハリウッドツイン」仕様にも対応する。試作モデルを導入したホテルスタッフからは「重いマットレスを動かす必要がなくなり作業が楽になった」「年齢や性別に関係なくベッドメイクができる」「腰への負担が軽減され、全客室に導入してほしい」といった声が寄せられているという。

「メイキングアシスト」は、２月４－７日、東京ビッグサイトで開催される「国際ホテル・レストラン・ショー２０２５」で展示される。