斉藤国交相「日ASEANの絆で世界平和と繁栄に貢献する」、観光大臣特別対話後の晩さん会
10月28日に開かれた日本とASEAN各国観光大臣などによる「日ASEAN観光大臣特別対話」後の晩さん会で、斉藤鉄夫国土交通大臣は「持続可能な観光と相互交流の2つのテーマで有意義な議論ができた。成果としては、今後の日ASEAN間の観光協力を強化する共同声明を採択できた。日本とASEANの絆を持って、世界の平和と繁栄に貢献する」と決意を述べた。今後に向けては、「昨日、今日を経て皆さんと友達になった。これからは心の交流を通じてしっかりと日ASEANの観光を盛り上げていこう」と呼び掛けた。
晩さん会には日本側からは、斉藤国交相のほか、加藤竜祥国土交通大臣政務官、観光庁の高橋一郎長官や日本旅行業協会(JATA)の高橋広行会長らが出席した。加藤国道交通大臣政務官は「日本とASEANが共に自然の恵みと、そこからもたらされる文化に敬意を払いつつ、将来を見据えながら観光を通じた平和と繁栄に貢献することを願っている」と話した。
晩さん会では、よさこい祭りが披露されるほか、会場内にあめ細工、ヨーヨー釣り、大江戸似顔絵という日本の祭りで見られる3つをイメージした屋台が設けられた。晩さん会の後半では、各国の観光関係者が盆踊りで交流を深めた。
日本とASEAN各国観光大臣などによる「日ASEAN観光大臣特別対話」は、「日ASEANで歩むこれからの50年~持続可能な観光への道を共にデザインする~」をテーマに議論され、日ASEANの観光部門の大きな可能性と、世界で最も有望な観光地である日本およびASEANが、観光協力を推進するために協調して努力することの重要性を認識しながら、「持続可能な観光」「相互交流」を促進することで合意された。
取材協力 ツーリズムメディアサービス(https://tms-media.jp/posts/15129/)
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