東京が3年連続1位 米大手旅行雑誌が選ぶ「最も魅力的な都市」
米国の大手旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー」の読者投票ランキング「リーダーズ・チョイス・アワード」がこのほど発表され、世界で旅行先として最も魅力的な都市を選ぶ「ザ・ベスト・シティーズ・イン・ザ・ワールド」の大都市ランキングで東京が3年連続で1位の座を獲得した。2位には京都、12位には大阪がいずれも昨年から順位を上げてランクイン。日本の都市の魅力が世界に浸透してきたことがうかがえる結果になった。
コンデ・ナスト・トラベラーは高品質の旅行やホテル、レストランなどに関する情報を掲載。リーダーズ・チョイス・アワードではほかにもホテルやクルーズに関するランキングもあり、2018年は全体で42万超の投票があった。
ランキングでは、東京は現代と伝統文化が共存していることや食の魅力、京都は伝統の中に新たな文化が生まれている点、大阪は食や熱狂的な野球文化などが評価された。
東京が1位に選ばれたことについて、小池百合子・東京都知事は「多様な魅力を持つ東京の旅行地としての高い評価が確立されてきたことを実感しています。今回の受賞を励みに、東京オリンピック・パラリンピックとさらにその先を見据えて、東京の多様な魅力をさらに磨き上げ、発信、名実ともに世界有数の国際観光都市として、世界からより多くの人々を東京にお迎えしたいと思います」とコメントしている。
なお、3位はメルボルン(オーストラリア)、4位はウィーン(オーストリア)、5位はハンブルク(ドイツ)が入った。日本以外のアジアの都市はソウル(韓国)の16位が最上位。
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