20年のインバウンド旅行消費は7446億円 コロナ禍で1―3月期の結果で試算
21/04/02
観光庁が3月31日に発表した2020年の訪日外国人旅行者の消費動向調査の年間値で、旅行消費の総額は7446億円(試算値)だった。新型コロナウイルス感染拡大影響で、年間で唯一調査を行った1―3月期の結果をもとに試算した。
20年はコロナ禍のため4月以降、訪日旅行はほぼストップ。そのため4―6月期、7―9月期、10―12月期の調査は中止していた。年間値は1―3月期の1人あたり旅行支出を用いて算出した。
国籍・地域別では、1位が中国が2536億円。全体の34・1%を占めた。2位が台湾の1084億円、3位が香港の576億円。以下、米国456億円、韓国429億円と続く。上位5カ国・地域で全体の68・2%を占める。
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