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美瑛や白馬、飛騨高山など10地域・団体を選定 観光庁、今年度の「持続可能な観光推進モデル事業」

23/07/20

観光庁はこのほど、公募していた今年度の「持続可能な観光推進モデル事業」について事業を実施する10地域・団体を選定した。

同事業は持続可能な観光推進に向け、人材育成など地域のマネジメント体制を構築し、地域の課題解決の支援を通じて優良なモデルの構築につなげようというもの。地方公共団体やDMOを中心とした「持続可能な観光地の推進における優良モデルの構築」、「日本版持続可能な観光ガイドライン」(JSTS―D)に基づくプログラムを実施する「持続可能な観光の推進に意欲的な地域を対象とした人材育成」の2分野について、4月18日付で公募していた。

選定された団体・事業・実施地域は次の通り。

美瑛町観光協会=マナー啓発を通じたオーバーツーリズムによる課題の解決(北海道美瑛町)▽十和田奥入瀬観光機構=奥入瀬渓流サステナブルツーリズム推進事業(青森県十和田市)▽遠野ふるさと商社観光による経済活性化を示すためのデータ調査と目標値策定(岩手県遠野市)▽めぐるん=宿坊街・講中を中核に据えた、手向(とうげ)地区の持続可能な観光地域づくり(山形県鶴岡市)▽雲ノ平トレイルクラブ=自然保護活動体験の観光資源化に関する実証事業(富山県富山市)▽白馬村=持続可能な観光地経営の促進と宿泊事業者の環境対策の加速化(長野県白馬村)▽飛騨・高山観光コンベンション協会=インバウンドの回復や観光産業を取り巻く状況を踏まえた持続可能な観光地経営の指標等検討事業(岐阜県高山市)▽明和観光商社=土から(花・野菜―料理)土へ観光交流、地産地消の魅力的な循環づくり(三重県明和町)▽キタ・マネジメント=サステナブルシティ確立実証事業(愛媛県大洲市)▽阿蘇カルデラツーリズム推進協議会=「環境のサステナビリティ」成果の見える化アクション(熊本県阿蘇市)

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