アイヌ食文化や天橋立 観光庁、ガストロノミーツーリズム推進事業6件採択
観光庁は6月7日、公募していた今年度の「地域一帯型ガストロノミーツーリズムの推進事業」について6件を採択した。
同事業は、地域の食材や習慣、伝統、歴史などによって育まれた食と食文化を楽しむガストロノミーツーリズムをテーマに、地域一体でインバウンド誘客に向けて付加価値の高い新たな地産地消のメニューやコンテンツ、食体験の造成などを促すもの。DMOや自治体を対象に、採択事業には1件あたり2千万円を上限に費用を支援する。3月8日―4月17日に公募していた。
採択された団体と事業、地域は次の通り。
NEPKI「沙流川流域のアイヌ食文化*道産子ガストロノミー~生命と食と自然のハーモニクス共創事業(北海道平取町)▽久慈市「世界に誇る北岩手のSDGs『久慈・やまがたガストロノミーツーリズム』」(岩手県久慈市)▽小松まちづくり「世界を魅了するジャパンクタニと石川の海山の幸の美味しいフュージョン 歴史ある日本遺産を発信し五感で味わうガストロノミーツーリズム事業」(石川県小松市)▽宮津市「天橋立ガストロノミー~神が育んだ海底湧き水の恵を食す」(京都府宮津市)▽井原市「星空×シェフ×地域ブランド食材×伝統工芸 五感で匠を楽しむ世界認証の饗宴『美星アーティザン・ツーリズム』」(岡山県井原市)▽GOTOKU「Kagoshima Unearthed: Unfiltered Local Life & Cuisine Shaped by Volcanoes and Ocean Currents~活火山と黒潮から生まれたローカル文化とヒトを通じて素材にアクセスする旅」(鹿児島県)

天橋立
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