御朱印の日本遺産版「御周印」が登場 日観振、日本遺産ツーリズムの浸透目指す
24/09/26
日本観光振興協会(菰田正信会長)は、寺院参詣でもらえる「御朱印」日本遺産版「御周印」の取り組みを始めた。これまで取り組んできた日本遺産ツーリズムの確立を一層深化させようというもので、日本遺産連盟や全国の日本遺産協議会の協力を得て各地にスタンプを設置。「御周印帳」を持っての日本遺産めぐりを浸透させる。
「御周印」の「周」は全国の日本遺産を周遊してもらいたいという思いから。全国104件の日本遺産ごとにオリジナルデザインの御周印スタンプを制作、各地の日本遺産構成文化財や観光案内所などに設置する。専用の「御周印帳」を持って来訪すると、押印してもらえる。
今年度中は御周印帳の配布、御周印の押印は無料。9月26日から開かれたツーリズムEXPOジャパン2024で最初の御周印帳配布を行った。御周印帳は今後、10月26日の福島県会津若松市での「日本遺産フェスティバルin極上の会津」や「日本遺産の日」イベントで配布する。
観光行政 の新着記事
- 観光庁、ペルー通商観光省と観光分野の協力覚書を締結(25/08/19)
- 岐阜城天守閣や山鹿市八千代座などを大臣認定 「文化観光推進法」拠点計画(25/08/16)
- 東京都が秋川渓谷で無料自然体験会(チェアリング&川釣り&SUP)、都内の事業者を募集(25/08/05)
- 茨城大洗や大分国東など5件を採択 観光庁・ガストロノミーツーリズム推進事業(25/08/01)
- 国内、海外旅行とも潜在需要は高い レジャー白書’25(25/08/01)