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九州、甲信越が上昇-国内は夏期後半に勢い JATAの夏休み旅行動向

18/07/26

日本旅行業協会(JATA、田川博己会長)がこのほどまとめた、今年の夏休み期間の旅行動向によると、人気の旅行先は国内が今年も北海道、海外は台湾がトップとなった。

国内旅行は大手旅行会社6社の予約状況(人員ベース、6月中旬時点)で、7月が2.8%減と伸び悩むが、8月が同1.9%増、9月が同7.1%増と夏期後半にかけて活況になっていく。

方面別では、1位北海道、2位沖縄、3位東京は前年と変わらず。4位大阪が続き、5位九州は大河ドラマ「西郷どん」効果で前年14位から急上昇、そのほかでは甲信越が夏の避暑地として存在感を高めている。

海外旅行は大手旅行会社7社の予約状況(同)で、7月が同0.3%増、8月が同8.0%減、9月が同5.2%減。前年に比べて伸びは鈍化傾向にある。

1位台湾は近場の旅行先、女子旅の旅行先として人気。2位に下落したハワイも定番としての人気を誇っている。3位は韓国が急回復してランクアップ、4位タイ、5位シンガポールはファミリーリゾートとして好調を持続している。

調査はJATA会員229社の営業、企画、カウンター担当者らにアンケートで実施した。

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