新会長に村山さん(飛鳥旅行) 東京都旅行業協会、東京オリンピックに向けて情報収集/旅行業総会
一般社団法人東京都旅行業協会(670社)は6月20日、東京・市ヶ谷の自動車会館で2019年度総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、3期6年務めた駒井輝男会長(東日本ツーリスト)が退任し、新しい会長には村山吉三郎副会長(飛鳥旅行)が就いた。
村山新会長は「駒井会長の組織運営を引き継いでいきたい。会員が増えているなか、会員の要望に応えられる、信頼される協会運営に努める」と抱負を述べた。
会長退任と同時に都旅行業協会の顧問に就いた駒井会長はANTA(全国旅行業協会)副会長への就任が内定している。
総会では18年度事業報告と決算、19年度事業計画と予算を審議、承認した。19年度の事業では東京オリンピック関連の情報収集に力を入れる。観戦チケット、貸切バスの状況などについて情報が不足しており、新たに予算をつけ、運送機関、宿泊期間とも連携し、情報収集に努める。また、ANTAが主催し20年2月に開催する「国内観光活性化フォーラムinくまもと」に復興支援も含めて参加、協力する。
総会の前に、全旅クーポン表彰式が行われ、クーポン高額取扱部門と前年度比拡大部門で表彰が行われた。
全旅の中間幹夫社長は、18年度のクーポンや旅行、保険取扱状況を報告し利用に感謝を示した上で「会員のプラットフォームとして、今後も利用しやすい全旅を追い求めていきます。中小の会員が大手との比較でも競争力を持っていただく、お手伝いをしていきたい」と話した。
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