KNT関西×近大で産学連携の旅行店舗 東大阪営業所を活用
大阪府東大阪市の近畿日本ツーリスト関西・東大阪営業所に7月8日、近畿大学の取り組みを紹介する展示スペースがオープン。KNT―CTホールディングスと近畿大学が今春締結した包括連携事業の一環として開設した。
展示スペースは、元々イベントやパンフレットの閲覧などに使っていた約25平方メートルのスペースを改修。近畿大学が様々な企業と共同で開発した商品などを展示している。UHA味覚糖との連携で商品化した「まぐろのめだまグミ」、女性が持ち歩きたくなるをコンセプトにしたデザインのトイレットペーパー「hanauta」など21点を自由に見ることができる。
このうち、テント遊びを屋内で楽しめる段ボール製玩具の「トゥインクルテント」は、子どもに人気があるという。
また、近畿大学の研究成果を身近に感じることができる展示や、大学で開催されるイベントなどの告知も行っている。展示品は、定期的に入れ替え、来店頻度の高い客に新しい展示物を見てもらえるようにする。

近畿大学が企業と共同開発した商品が並ぶ
東大阪営業所の展示スペース
KNT―CTホールディングスと近畿大学は今年5月に包括連携協定を締結。両者の特性を生かし社会的な課題解決に取り組むとし、着地型旅行商品の開発や、近畿大学の研究施設を見学するツアー造成など新しい価値の創造を目指している。
東大阪営業所は、近鉄・布施駅内のロンモール布施1階に立地。近畿大学東大阪キャンパスの最寄りである。店舗内に展示スペースを設けることで、地域への情報発信拠点としの機能や、地元の企業・大学としての知名度を高めてブランド化を図り、旅行店舗の新たな活用方法も構築したい考え。
なお、東大阪営業所の営業時間は10時30分―18時30分(年末年始休業)。
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