楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

湯治+テレワークの新形態!ゆこゆこ、静岡県稲取温泉にサテライトオフィス

19/11/20

温泉宿泊予約サービスや温泉メディア事業を行うゆこゆこホールディングスは11月19日、働き方改革の一環として行っている、温泉地に長期滞在して仕事を行う新しいテレワークのかたち『ゆこワーク 温泉地勤務型』に新たな勤務地を追加した。温泉の新しい活用法を生み出し、ゆったりとした風景から社員の新しいアイデアを創出を期待する。

2つめの勤務地となるのは、静岡県東伊豆町・稲取温泉です。空き家をリノベーションしたサテライトオフィスの稼働を開始し、全部署から 25名が勤務している。

温泉地のゆったりとした風景から新しいアイデアを。稲取温泉のサテライトオフィスで、地方創生への貢献を目指す

同社では働き方改革の一環としてテレワークを導入しているが、在宅だけでなく温泉地での勤務も可能な『ゆこワーク』を 2019年 5月より実施している。『ゆこワーク 温泉地勤務型』では社員が温泉地の宿泊施設などに 1週間以上滞在し、日中はサテライトオフィスからテレワークで仕事を行う。制度は、非日常空間で社員に新たな発想を得てサービスに活かしてもらうこと、温泉地で暮らす人々や旅行者とコミュニケーションを取り、ネットワークを拡げることを目的として実施。すでに 1つめの勤務地として、大分県・鉄輪温泉のサテライトオフィスを稼働させている。

今回は、同社の取り組みを知った静岡県東伊豆町青年部から声が掛かり、稲取温泉での『ゆこワーク』が実現。稲取温泉で使用するサテライトオフィス『 EAST DOCK』は、芝浦工業大学で建築を学ぶ有志の学生が東伊豆町の所有する空き家をリノベーションしたもので、港を一望できるワークスペースがある。今後、同オフィスを拠点としながら、東伊豆町や近隣の観光協会、宿泊施設と連携した地方活性化の取り組みにも力を入れていく。

ゆこワーク温泉地勤務型 伊豆稲取温泉サテライトオフィスの詳細

サテライトオフィス名:EAST DOCK
住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取 895895−1
社員滞在先:磯膳 まえだ苑、旅館 はまべ荘

『ゆこワーク温泉地勤務型』とは

2019年 5月より実施する、温泉地に 1週間以上滞在してテレワークを行う制度。働き方改革の1つの方法として、また温泉の新しい活用法として、“温泉地で働く”ということを提案する。『ゆこワーク温泉地勤務型』での仕事のスケジュールは各自で自由に組み立てることができ、温泉地の散策や温泉めぐりなどのリフレッシュをはさみながら仕事をすることが可能だ。また、通勤時間もないため、実際に制度を利用している社員からは「ストレスがない」、「まとまった仕事時間が取れる」、「温泉につかったり、多様な食材の料理を食べられたので健康的な生活ができた」などの、好評の声が上がっている。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

和歌山龍神に輝く夕夜景

大阪の中心部から車で約2時間、南紀白浜空港から1時間ほどの距離に位置する和歌山県田辺市龍神...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ