海外旅行者数は過去最高 JTB年末年始旅行動向見通し、「令和」で伊勢志摩人気
19/12/10
JTBは12月4日、年末年始(12月23日—2020年1月3日)の旅行動向見通しをまとめた。9連休となる年末年始は、海外旅行者数が前年比0・3%増の76万2千人と過去最高となる一方、国内旅行者数は2・1%減の2926万6千人と推計している(トラベルニュースat19年12月10日号4面に関連記事)。
好調な予測の海外旅行のうち、アジアでは日韓関係の影響で航空機の座席供給数が減少した韓国(同17・4%減の10万9千人)、デモの影響がある香港(同26・2%減の3万1千人)と減少する見通し。根強い人気の台湾(同4・1%増の7万6千人)、航空機の座席供給量が増えているベトナムなどは軒並み増加傾向で、アジア全体では49万9千人と見通す。JTBの予約状況で1位のハワイは同1・6%増の6万5千人、イタリアやスペインが人気の欧州は同8・8%増の6万2千人と好調だ。
国内では、関東(同2・7%増)と東海(同1・0%増)が前年より増加し、JTB商品の予約状況では令和で話題の伊勢志摩方面が好調。旅行日数は1泊2日が3割を占め、3泊4日が前年より伸び2割弱になった。
調査は1074人から回答を得たアンケート、経済指標、業界動向、航空会社の予約状況、JTBグループの販売状況などから推計したもの。
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