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移動自粛解除も需要戻らず95・9%減 KNT―CT、6月の旅行取扱

20/08/11

KNT―CTホールディングスの6月の旅行取扱総額は前年比95・9%減の17億1200万円だった。5月末に緊急事態宣言が解除され、5月より若干増加したものの、新型コロナウイルス禍の影響が依然として続き、国内、海外ともに需要は戻ってきていない。

国内旅行は同96・2%減の9億5100万円。団体旅行は都道府県を越えた移動制限が解除されたが一般団体が同89・6%減、学生団体が同99・7%減、全体では同96・0%減と、大きな回復には至らなかった。企画旅行も同様に同98・7%減。

海外旅行は同98・5%減の2億1400万円。団体旅行は一般、学生ともにふるわず同96・3%減、企画旅行もほぼ取扱がない状態が続いている。

外国人旅行も売上がほぼない状態が継続。レイルパスの払い戻しなどがあり、1700万円のマイナスを計上した。

なお、取扱額は近畿日本ツーリスト北海道、近畿日本ツーリスト東北、近畿日本ツーリスト関東、近畿日本ツーリスト首都圏、近畿日本ツーリスト中部、近畿日本ツーリスト関西、近畿日本ツーリスト中国四国、近畿日本ツーリスト九州、近畿日本ツーリストコーポレートビジネス、KNT―CTグローバルトラベル、KNT―CTウエブトラベル、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。

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