DMO、観光協会と初の商談 京都府旅行業協会と府、観光ネットワークの構築図る
一般社団法人京都府旅行業協会(森野茂会長=アルファトラベル)と京都府は1月20日、京都市中京区のホテルオークラ京都で「京都観光ネットワーキング&情報交換会」を初めて開催した。京都府のDMOや市町村観光協会と旅行業協会会員が介し、府内の観光資源を生かした旅行商品化や送客につなげるねらい。地域関係者40人、旅行会社33社41人が参加した。
主催者を代表し京都府観光室の西田剛室長は「京都の旅行会社に府内の観光資源を知っていただく機会です」。森野会長も「京都の宝を知り、学び、商品につなげていく有意義な時間にしてください」と呼びかけた。

会員旅行会社に京都府下の商品化を呼びかけた森野会長
はじめに地域側からプレゼンテーションが行われた。京都府は、京都市とともに観光客を分散させ周遊観光を促す「まるっと京都」を府市連携事業として2024年度から実施していることや、江戸期の寛永行幸が今年400年を迎えることから9月に文化イベントを行うことを紹介。京都府立丹後郷土資料館(宮津市)は27年の再オープンを目指し現在リニューアル中で、天橋立を望むロケーションを生かしたホールを備え「丹後観光のハブとして利用してほしい」(担当者)。恭仁宮跡(木津川市)の発掘ツアーなども紹介した。
北部の海の京都DMOからは、丹後ちりめんの工房めぐりやちりめん街道ガイドウォーク(与謝野町)、成相寺の夜間貸切プラン(宮津市)、山陰海岸ジオパークを公認ガイドと歩くジオトレイル(京丹後市)、今年の大河ドラマの主人公・豊臣秀長が居城していた福知山城(福知山市)、引揚記念館や海上自衛隊基地見学など教育旅行プログラム(舞鶴市)、あやべグンゼスクエアや綾部バラ園(綾部市)などについてプレゼン。
中部の森の京都DMOは、京都丹波高原国定子応援や府内唯一の質志鍾乳洞(京丹波町)、かめおか霧のテラス(亀岡市)、サンガスタジアムや京都トレーニングセンターなどを活用したスポーツ・健康エリアとしてアピールした。
南部のお茶の京都DMOは、緑茶の祖・永谷宗円の生家(宇治田原町)などをめぐる日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」、平安京と平城京に挟まれ戦乱に巻き込まれず多くの歴史資産が残る南山城などを紹介。
京都西山エリアの竹の里・乙訓は、サントリービール工場(長岡京市)のビール工場見学が昨年リニューアルしたことや竹の径(向日市)などをめぐるハイヤープラン、豊臣兄弟ゆかりの天王山などをPR。「海、森、お茶の京都と合わせて周遊いただけるスポットを真座しています」と担当者。
この後、商談会も行われ旅行会社と意見を交わした。西田室長は「京都の観光事業者でネットワークをつくり、府内観光を盛り上げたい。京都府旅行業協会と今後も継続していきたいと考えています」と話していた。
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