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見えないものを観る眼 日本ケア共育機構、万博でジェロントロジー考察

公益財団法人日本ケアフィット共育機構(畑中稔代表理事)は10月2日、大阪・関西万博会場で「ジェロントロジー総合会議2025年日本国際博覧会」を開いた。

畑中代表理事は開会のあいさつで「誰もが誰かのために共に生きる社会を目指し、一つの問いを皆さんと考えたい。『見えないものを観る眼を養う』とはいったい何のなのか。物質的な豊かさから生き方を重視し、見えないものに光を当てる試みです」と会議開催の意義を説いた。

会議では、JR九州やJR西日本の担当者がサービス介助士を自社で育成していることを紹介。

幸せの入口屋当主の西亀真さんは、視覚障がいが発症した後の自身の生き様を伝え「障がいを壁と思うか扉と思うか。あきらめなければ何とかなる」と、見えない目だからこそ観えてくるものがあると話した。

ジェロントロジー総合会議

中途で視覚を失った経験を語る西亀さん

また、熊野本宮大社の九鬼家隆宮司や南方熊楠顕彰館の松居竜五館長らが、南方熊楠の生涯からジェロントロジーを考察した。

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