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夏場の需要回復進まず、91.1%減 KNT―CT、8月の旅行取扱

20/10/13

KNT―CTホールディングスの8月の旅行取扱総額は前年比91・1%減の40億3100万円だった。減少幅は前月から若干の改善にとどまり、コロナ禍からの回復はいまだ進まず。Go Toトラベルキャンペーンの効果も限定的、海外旅行も苦境が続き、かき入れ時の夏場の打撃は大きい。

国内旅行は同87・1%減の33億7300万円。団体旅行は一般団体が同79・5%減、学生団体が同85・3%減、全体では同83・1%減と、前月と比べるとやや客足が戻ったが厳しい状況は続く。企画旅行も同様に同89・8%減と苦しいが、個人旅行は同79・7%減とやや改善してきた。

海外旅行は同98・7%減の2億2100万円。団体旅行は一般、学生ともにふるわず同97・6%減、企画旅行もほぼ取扱がない状態が続いている。

外国人旅行も売上がほぼない状態が継続。レイルパスの払い戻しなどがあり、5200万円のマイナスを計上した。

なお、取扱額は近畿日本ツーリスト北海道、近畿日本ツーリスト東北、近畿日本ツーリスト関東、近畿日本ツーリスト首都圏、近畿日本ツーリスト中部、近畿日本ツーリスト関西、近畿日本ツーリスト中国四国、近畿日本ツーリスト九州、近畿日本ツーリストコーポレートビジネス、KNT―CTグローバルトラベル、KNT―CTウエブトラベル、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。

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