修学旅行後の感染判明は「極めて少ない」 JR6社とJATA、ANTAらが20年度の修旅実施状況まとめる
21/06/23
JR6社と日本旅行業協会(JATA)、全国旅行業協会(ANTA)、日本修学旅行協会、全国修学旅行研究協会がこのほどまとめた2020年度の修学旅行の実施状況によると、新型コロナ感染拡大が本格化した3―12月出発の修学旅行で、参加者71万人中、旅行後にコロナ感染が判明したのは30人。10万人あたりでは全国の感染者数307・4人と比較すると4・2人と大幅に少なかったと発表した。
資料では、修学旅行後の感染事例は「極めて少ない」とした上で、「学校関係者の指導や配慮、生徒たちの行動、旅行会社や観光事業者らの対策が、感染防止に一定の有効性があることを表す」と分析。「今後、今年度の修学旅行の実施可否の検討材料にしてほしい」としている。
JTB、日本旅行、KNT、東武トップツアーズの4社が実施した修学旅行で、全国、全輸送機関が対象。資料ではJR6社とJATA、ANTAが実施している感染症対策についてもまとめている。
旅行業 の新着記事
- アジア太平洋地域での観光貢献を表彰 世界観光機関からJTBが受賞(25/11/18)
- 地域振興支援へ社員派遣 HIS、宮城仙台・東京奥多摩・静岡松崎と協定締結(25/11/18)
- 旅行需要回復追い風に増収増益 KNT―CT・26年3月期中間決算(25/11/17)
- 「もっと!海外へ」をもっと JATA、韓国・台湾で共催イベント・国内では若者連携(25/11/17)
- 防災と創造的復興を考える商品 クラブツーリズム、能登半島舞台に設定(25/11/17)










