ＫＮＴ―ＣＴ「ニッポン旅列島キャンペーン」、今年度下期は北陸へ　海の幸や温泉など旬の旅を提案

ＫＮＴ―ＣＴホールディングス（米田昭正社長）は10月１日から、国内各地の観光活性化を図る「ニッポン旅列島キャンペーン」の今年度下期「北陸」キャンペーンを始めた。北陸３県（福井県、石川県、富山県）の秋から初春の旅を地域色豊かな商品展開で提案。２０２４年春に北陸新幹線敦賀延伸開業を控え、盛り上げに機運高まる北陸の旅を地元と連携しながら発信していく。23年３月末まで。

「ニッポン旅列島キャンペーン」は半期ごとに対象地域を選定して展開。グループ各社が連携し観光関係事業者や自治体、ＤＭＯ、観光協会らと協力して地域の魅力を掘り起こし、各地の活性化につなげる。

今回の「北陸陰キャンペーン」でもグループ各社がカニやブリなど冬の食、東尋坊などの絶景、観光列車、地域の伝統文化・芸能などを個人向けプラン、添乗員同行プランなど幅広い商品ラインナップを設定する。

近畿日本ツーリストは、福井県あわら温泉や石川県加賀温泉郷で温泉と食を楽しむプランや、特急列車「花嫁のれん」で行く石川県和倉温泉・金沢の旅、観光列車「一万三千尺物語」と富山の冬の恵みを味わうプラン、ＪＲ西日本と福井県と連携した福井県専用商品などを用意した。

クラブツーリズムは、越前ガニと温泉を楽しむ福井の旅、石川県能登半島を奥深くめぐる旅などを提案する。