楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

関西のMaaS推進へ鉄道7社が連携 関西MaaS協議会を設立、23年夏にアプリをリリース

22/11/18

関西の主要鉄道事業者7社が共同でMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)システムを構築する。11月8日、「関西MaaS協議会」を設立、今後アプリを開発、リリースすることに合意した。関西でのシームレスな移動手段の提供に向け、今後連携を深めていく。鉄道事業者によるMaaSシステム・アプリの共同構築は国内では初めて。

協議会に参画するのは、大阪メトロ、近鉄、京阪、南海、JR西日本、阪急、阪神の7社。これまで、2025年の大阪・関西万博開催に向け、19年10月に「関西MaaS検討会」を設立、関西でのMaaS導入へ検討を進めていた。今回の協議会設立はMaaSのサービスの構築・運営に関する意思決定を担うもので、2025年日本国際博覧会協会や関西の交通事業者らとの連携も進めていく。

MaaSアプリは23年夏ごろに第1弾をリリース予定。主に関西でのマルチモーダルによる乗換経路検索やチケットストア、各社沿線の観光施設や着地型体験ツアーの紹介などをワンストップで利用できる。その後もバージョンアップを図っていくという。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ