稼働率9割見込む ホテル京阪、淀屋橋に新規出店/大阪
17/09/01
ホテル京阪は7月28日、大阪市中央区に「ホテル京阪淀屋橋」を開業した。アライアンスを含め9軒目。
ホテルは地上11階建て。客室は「和モダン」をコンセプトに、14―17平方メートルのシングル90室、18―21平方メートルのダブル40室、20―23平方メートルでトリプル対応も可能なツイン80室の計210室からなる。
付帯施設は、お好み焼など大阪名物を含めて和洋約70種類のバイキング料理を提供する朝食用レストラン、中之島のライブカメラなども備えた観光情報コーナー、ランドリーコーナーを備える。レストランの混雑状況やランドリーの使用状況をセンサーで解析し、客室の画面に表示するシステムを導入した。
オープンを前に行われたプレス内覧会で、ホテル京阪の松井次郎取締役営業副本部長は「新大阪駅や難波駅など主要駅から地下鉄一本で来られる立地を生かしたビジネス需要、京都へ京阪電車一本で行けるレジャー需要ともに高いと見込んでいる。インバウンドも含めて90%以上の稼働率を目指す」としている。室料は1万8千円から。
ホテル京阪では来秋に東京・築地に新規出店するほか、2020年までに名古屋や仙台、博多などにもオープンさせる予定で全国15ホテル体制にする計画。松井副本部長は「多店舗化を図り、京阪ブランドを全国展開したい」と意気込みを示した。
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