オリ・パラで誘客 下呂温泉旅館組合が新年総会/岐阜
20/03/03
岐阜県の下呂温泉旅館協同組合(瀧多賀男理事長)はこのほど、水明館で新年総会を開いた。
瀧理事長は「飛騨川の大水害など多くの災害に見舞われたが、山に木を植えたりして今後の災害に対処できる取り組みを行い、地域の復興を支えてきた。そうした先人の努力により現在がある。皆で力を合わせて今後の下呂温泉と観光業界の発展に尽力したい」と述べ、今年開催される東京オリンピック・パラリンピックを生かした誘客拡大を行う方針を示した。
飛騨県事務所の青木一也所長は「雪不足で観光は影響を受けているものの若い女性客の評価は高まっている。今年は冬の飛騨を売っていきたい」「東京オリンピック・パラリンピックを活用して下呂温泉のPRを行う」と話した。
このあと、組合旅館・ホテルなどで勤める勤続年数が45年になる2人を含め、永年勤続従業員計112人を表彰した。
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