全国旅館組合青年部 国際医療研究センターへマスク2000枚寄贈
旅館ホテルの若手経営者で組織する、全旅連青年部(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部、1183部員、東京都千代田区)は4月16日、国立国際医療研究センター病院(東京都新宿区)に、マスク2000枚を寄贈した。
マスクは、全旅連の協定商社で寝具の輸入販売を行う三洋(東京都渋谷区)から、青年部に対して寄贈の申し出があったもの。青年部では、「最前線で闘っている医療機関に提供したい」とし、三洋の了承も得て、医療機関への寄贈となった。
国立国際医療研究センター病院の理事長室で行われた贈呈式で、鈴木治彦青年部長(岡山県・奥津荘)から目録を手渡された國土典宏理事長は、「このような時期に医療機関に対してマスクをご寄付いただいたことに深く感謝申し上げます。最前線の当センターでさえ、事務職員などはマスクを洗って使用するなど、医療用物資の不足に直面しております。そんな中でのご寄付に対し、しっかりと大切に活用させていただくようにいたします。ありがとうございます」と謝辞を述べた。

鈴木全旅連青年部長(左)と國土理事長
鈴木全旅連青年部長は、「私達が今一番サポートしなければならないのは、新型コロナウィルスの患者さんのために日々ご自身の時間など、多くを犠牲にしながらも最前線で治療に当たっている医療従事者の皆様です。我々なりに少しでも力になれればとの一心で寄付をさせていただきました。想像を絶する激務の中かと存じますが、今後とも可能な限り、我々全旅連青年部は皆様を応援させていただきたく思っております」とコメントしている。
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