日本人宿泊者数は63・6%減、緊急事態宣言響く 京都市の1月のホテル宿泊状況
21/03/05
京都市観光協会が発表した1月の市内68ホテルの宿泊状況によると、総延べ宿泊数は前年同月比81・4%減だった。日本人延べ宿泊者数は前年同月比63・6%減。緊急事態宣言の再発令の影響は大きく、回復傾向にあった宿泊需要は再び低下。厳しい年始になった。
日本人延べ宿泊客数は昨年12月の同7・7減からと比較しても大きく下落し、昨年7月よりも少ない数字に。日本全体の日本人延べ宿泊数の同51・1%減よりも市内ホテルのほうが減少幅が大きかった。
外国人延べ宿泊客数は同99・8%減。泊数は402泊で、過去最少だった昨年5月の183泊に次ぐ少なさだった。外国人比率は0.5%に留まり、ほぼゼロの状態が10カ月続いている。
客室稼働率は12月と比べて25・1ポイント減の12・5%で、調査開始以降3番目に低い記録に。客室収益指数は同81・8%減。
同協会は2月以降は需要が上向く見込みえ、3月1日には京都府の緊急事態宣言も解除されたが、コロナ感染の状況がいまだ見えず、直前まで予約が行われないため、4月以降は不透明と見通している。
旅館ホテル の新着記事
- 美しき監獄に泊まる 星野リゾート、2026年4月に「奈良監獄ミュージアム」開館/奈良(25/10/22)
- 人手不足と外国人人材の活用 JKKが大阪で定例会議と勉強会(25/10/21)
- リブランドで多彩なサービス 山中温泉河鹿荘/石川(25/10/20)
- 12月に旅館大学セミナー リョケン、下部ホテルで/山梨(25/10/10)
- 宿泊者数は2・6%減の5575万人泊 7月の宿泊旅行統計(25/10/03)










