楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

どこまで知ってる?旅行系流行語 阪急交通社が調査、1位は「聖地巡礼」

阪急交通社はこのほど、「旅行関連の新語・流行語認知度ランキング」を発表した。新たな旅のスタイルやニーズが雨後のたけのこのように続々と現れ、業界人はまだしも一般消費者にはどこまで浸透しているのか。今流行りのワードから、今後の業界の核を担うスタイルが出てくるかもしれない。

調査は流行りの言葉10個を対象に、経験の有無や言葉を知っているかを尋ね、全国の20代以上の男女2206人が回答。経験がある、言葉の意味を知っていると答えた割合からランキングを算出した。

1位は旅行という意味での「聖地巡礼」で54.2%。2人に1人は知っており、市場に浸透してきているようだ。アニメや映画の舞台を訪れる旅は昨今定着してきた感があり、スポーツなどにも分野は拡大している。

2位は「ミステリーツアー」の48.4%。旅行先がわからないというドキドキ感が人気を集めている。3位は「ナイトプール」40.5%で、こちらはメディアで扱われることも多くなってきた。

4位の「VRアトラクション」39.0%。は仮想現実の世界を楽しむものだが、もっと流行ると答えた割合が最も高く、今後の有望株か。

5位の「グランピング」は26.7%ので4人に1人知っていることになるが、6位以下の認知度は10%前後とグッと下がる。6位「ロングトレイル」、7位「ルーフトップバー」、8位「インフィニティプール」、9位「みんバケ」、10位「リミテッド絶景」と続く。10人に1人知っているかどうかというレベルで、認知度はまだまだだ。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
新・観光スタイル打ち出す三重伊勢志摩

伊勢神宮をはじめ、数多くの観光スポットが点在する伊勢志摩。秋の本格的な観光シーズンを控え、...

「天領」大分日田・天ヶ瀬で温故知新の旅

4―6月に展開されていた「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」は地域に“あた...

観光先進地・岐阜下呂が贈る心にしみる旅

持続可能―。地域の維持、そして未来への発展に向け各地で取り組みが進むが、岐阜県下呂市が展開...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ