大河や世界遺産-九州は話題豊富(1) 九州観光推進機構、大阪で説明会開き送客アピール
18/06/07
九州観光推進機構は5月9日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で観光情報説明会を開いた。九州各県から92人の観光関係者が出席し、旅行会社26社の担当者110人に、九州各県の現況と2018年度下期のイベント情報やトピックスなどを紹介した。
九州では、昨年の宿泊人員が4487万人、インバウンドだけでも494万人でいずれも過去最高となった。一昨年の熊本地震、昨年の九州北部豪雨被害と大きな自然災害が2年続いたが、宿泊人員は全体として増加し回復基調にあることが示された。
いま九州で大きな話題は、今夏の世界文化遺産登録が確実視されている長崎県と熊本県の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。九州にとっては、17年7月に登録された福岡県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」に続き2年連続となる。
説明会で同機構国内誘致推進部の田上武史部長は「現在、鹿児島県はテレビドラマ『西郷どん』の舞台として注目され、大分県では『六郷満山開山1300年祭』、佐賀県では『肥前さが幕末維新博覧会』が開催中です。ぜひ九州へご送客ください」と、豊富な話題を背景に旅行会社へ積極的な送客を呼びかけた。

商談会では各県のブースで旅行会社と熱心に情報交換
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