リョーマの休日「自然&体験」がスタート 高知らしさを前面に展開
高知県(尾﨑正直知事)は2月1日から「リョーマの休日−自然&体験キャンペーン」をスタートさせた。オープニングセレモニーはJR高知駅前のこうち旅広場で行われ、アナウンサー時代はプロ野球担当で高知には何度も訪れていた中井美穂さん、四国一小さい町・田野町の公認キャラクターを務めるタレントのユージさんが駆け付けた。
尾﨑知事は2018年の県外観光客は過去最高の440万人を記録したことを伝えた上で「リョーマの休日−自然&体験キャンペーン」の意気込みをこう話した。
「『高知で、パワーチャージ』を合言葉にスタートする。県立牧野植物園や室戸ユネスコ世界ジオパークなど、自然素材の見せ方や自然体験を大いに工夫し、高知らしさを思いっきり体験いただく内容になっている」「森林面積の割合が84%を占める高知県で山、川、海、野の魅力を活かした事業を展開し、老若男女が楽しめる。多くの人に来てもらってパワーチャージしてほしい」

こうち旅広場で行われた「リョーマの休日—自然
&体験キャンペーン」のオープニングセレモニー
キャンペーンでは観光客が面白そう、楽しそうと感じる体験メニューをインターネットの特設サイトで提供。ツイッターやインスタグラムを活用しながら情報発信を行う方針だ。
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高知県観光コンベンション協会はこのほど、大阪市北区の新阪急ホテルで観光説明会を開催。JTBや近畿日本ツーリスト、日本旅行などの仕入・商品造成担当者らが参加し「リョーマの休日−自然&体験キャンペーン」をアピールした。
同協会誘致推進本部の中畠益男本部長は、自然&体験キャンペーンで様々な企画を行うが、これまで維新博で培ってきた「歴史の魅力を存分に体感できる」ことを強調。アウトドアや生活文化、食をテーマとした嶺北地域でのイベント「土佐れいほく博」など上期の主要イベントを紹介した。
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