淡路島で「花みどりフェア」開幕 春会期は5月末まで、花とアートのイベント目白押し/兵庫
兵庫県・淡路島全島を舞台に展開される「淡路花博20周年記念花みどりフェア」が3月20日に開幕した。新型コロナウイルスの影響で半年延期しての待ちに待ったスタート。春会期は5月30日まで、淡路、洲本、南あわじの3つのメーン会場と島内各地76カ所のサテライト会場で花とアートに彩られた多彩なイベントが催される。
同フェアは2000年に淡路島で開かれた国際園芸・造園博「ジャパンフローラ2000」から20周年を記念して企画。当初は20年秋と21年春の開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で半年間延期した。淡路市の国営明石海峡公園・淡路夢舞台を淡路会場、洲本市市街地を洲本会場、淡路ファームパーク・イングランドの丘を南あわじ会場として設定。これに島内の観光施設や名所など76のサテライト会場を加え、島内全域で淡路島の魅力を体感してもらう。
会期は5月30日までの春会期と9月18日−10月31日の秋会期。「みなとつながる『花 緑 食の島』淡路」をテーマに、官民をあげた祭典として盛り上げを図り、来場者目標は400万人を見込んでいる。
期間中は島内で様々なイベントを開催。国営明石海峡公園ではチューリップやネモフィラが咲き誇る「春のカーニバル」、淡路夢舞台では「おもてなしデザインガーデン」といった花と緑のイベントのほか、国営明石海峡公園での「島スイーツガーデン」など淡路島の食を楽しめる企画も並ぶ。
淡路島へは「北淡路バス乗り放題きっぷ」「南淡路バス乗り放題きっぷ」など便利なバスの企画乗車券も発売している。
フェアについて詳しくは公式HP(https://www.awajihanahaku20th.jp/)へ。
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