楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

巨大な雪壁「雪の大谷」は圧巻 立山黒部アルペンルートが4月15日に全線開通、フェスも開催/富山

23/03/23

富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が今年も4月15日に全線開通する。立山黒部に観光シーズンの開幕を告げる恒例のイベント「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」も同時に始まり、巨大な雪壁「雪の大谷」の圧倒的な迫力が訪れる人を出迎える。

立山黒部アルペンルートは富山県立山町と長野県大町市間の全長約90キロ、北アルプスを貫く形で敷かれた山岳観光ルートで、最大高低差は約2千メートル。冬季は閉鎖され、春にシーズンが開幕すれば、立山室堂平や大観峰、黒部ダムなど随所に様々な見どころが訪れる人の目を楽しませる。

「雪の大谷」は標高2450メートルの立山室堂平でこの時期に見られる巨大な雪壁。道路を除雪してできるもので、最大で約20メートルの雪壁が約500メートルにわたって両側にそびえる通路が出現する。

雪の大谷

大迫力の「雪の大谷」

フェスティバルの期間は開通当日の4月15日から6月25日まで。大谷を歩く「雪の大谷ウォーク」は今年で30年目の節目を迎える大定番企画。そびえたつ雪壁の大迫力は圧巻の一言だ。

5月21日までの1stステージは「みんなで楽しむユキアソビ」と題して、「雪の大谷ウォーク」のほか、雪壁を崩しての新しい道づくりや、立山連峰を一望できる雪の上の遊歩道「パノラマロード」散策など雪の世界を楽しむ企画が充実する。

5月22日―6月25日の2ndステージは初夏の室堂平散策「○○を見つけよう!」。フォトコンテストやスタンプラリ―を通して自然の魅力に触れてもらう。

詳しくはhttps://www.alpen-route.com/enjoy_navi/snow_otani/へ。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ