巨大な雪壁「雪の大谷」は圧巻 立山黒部アルペンルートが4月15日に全線開通、フェスも開催/富山
富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が今年も4月15日に全線開通する。立山黒部に観光シーズンの開幕を告げる恒例のイベント「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」も同時に始まり、巨大な雪壁「雪の大谷」の圧倒的な迫力が訪れる人を出迎える。
立山黒部アルペンルートは富山県立山町と長野県大町市間の全長約90キロ、北アルプスを貫く形で敷かれた山岳観光ルートで、最大高低差は約2千メートル。冬季は閉鎖され、春にシーズンが開幕すれば、立山室堂平や大観峰、黒部ダムなど随所に様々な見どころが訪れる人の目を楽しませる。
「雪の大谷」は標高2450メートルの立山室堂平でこの時期に見られる巨大な雪壁。道路を除雪してできるもので、最大で約20メートルの雪壁が約500メートルにわたって両側にそびえる通路が出現する。
フェスティバルの期間は開通当日の4月15日から6月25日まで。大谷を歩く「雪の大谷ウォーク」は今年で30年目の節目を迎える大定番企画。そびえたつ雪壁の大迫力は圧巻の一言だ。
5月21日までの1stステージは「みんなで楽しむユキアソビ」と題して、「雪の大谷ウォーク」のほか、雪壁を崩しての新しい道づくりや、立山連峰を一望できる雪の上の遊歩道「パノラマロード」散策など雪の世界を楽しむ企画が充実する。
5月22日―6月25日の2ndステージは初夏の室堂平散策「○○を見つけよう!」。フォトコンテストやスタンプラリ―を通して自然の魅力に触れてもらう。
詳しくはhttps://www.alpen-route.com/enjoy_navi/snow_otani/へ。
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